アルールうた子
アルールうた子

活動報告

都心・臨海地下鉄新線の早期実現に向けて!

令和8年5月11日、「都心・臨海地下鉄新線整備促進議員連盟」の総会に出席。

私たちの悲願である「臨海地下鉄」の整備が、いま大きな転換点を迎えています。今回の総会で共有された最新状況と、本区が主導する戦略、そして未来への展望をレポートいたします。


1. 日本の成長戦略の「柱」へ:TX延伸との一体整備

この連盟の大きな柱は、「つくばエクスプレス(TX)の東京駅延伸」と「都心・臨海地域地下鉄」をつなげ、羽田空港まで直結させるという構想です 。

これを単なる交通網の整備ではなく、日本の「国家成長戦略」として位置づけるよう、国(大臣)への要望活動を強力に展開しています 。

  • 17の戦略分野を横断的に支援:TX沿線(つくば・柏の葉)の研究開発拠点と、中央区・臨海部のビジネス・金融拠点が結ばれることで、AI、量子、バイオ、宇宙などの最先端技術の研究・事業化が飛躍的に加速します 。
  • 国際競争力の強化:羽田空港へのアクセスが飛躍的に向上することで、世界中から投資や研究者が集まる「国際交流の基盤」を形成します 。
  • 経済波及効果:東京駅への乗り入れと将来的な羽田接続により、4,000万人規模の経済的な人の流れが生まれ、日本全体の成長を牽引すると訴えています。

2. 連携の現状:中央区が主導し、東京都を動かす

総会では、吉田副区長より、他自治体との連携状況や今後の戦略についても重要な報告がありました。

  • 中央区による単独での働きかけ:現在、千代田区、台東区、足立区、江東区、荒川区などの沿線区は、既設路線の存在や他路線の優先(江東区の地下鉄8号線延伸など)により、この要請活動には直接参加していません。現在、東京都内でこの新線整備に向けて国へ強く働きかけているのは、事実上、中央区のみという状況です。
  • 知事を通じた国への要望:今後は東京都に対してもさらに強く働きかけ、小池知事自らが「東京の成長戦略」として国へ強く要望してもらう道筋を作ることが、事業を加速させる鍵となります。
  • 国からの財政支援の確保:事業性は高く黒字化が見込めるものの、コロナ禍を経た鉄道事業者の負担能力を考慮すると、国からの財政支援は不可欠です。大臣への陳情を重ね、支援の確約を取り付ける活動を続けています。

3. 中央区における技術的挑戦とまちづくり

技術面では、本区特有の課題についても具体化が進んでいます。

  • 地下40メートル超の難工事:中央区の地下には既にNTTや東京電力の重要インフラが輻輳しているため、新線は地下40メートル以上の大深度に建設する必要があります。
  • まちづくりとの一体整備:深い駅からの避難ルート(階段・エレベーター・エスカレーター)の確保には多額の費用がかかります。そのため、築地開発第2期や晴海エリアのまちづくりと組み合わせ、どこに出入口を配置するかといった具体的な設計(絵を描く作業)を区として進めていく必要があります。

4. 地元の利便性と国家戦略の両立

区議会議員としては、日々の暮らしにおける交通の不便解消が第一の関心事ですが、今回の総会を通じて、この新線が「日本の未来を支える戦略的なインフラ」であるという意義を改めて再確認しました。常に私は中央区の発展が東京、国の発展につながるとの信念で区政に関わっています。

中央区が、世界と日本をつなぐゲートウェイとしてさらに発展できるよう、また区民の皆様にとって使いやすく、誇れる地下鉄となるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。


概要パンフレットhttps://www.city.chuo.lg.jp/documents/5119/panf.pdf