活動報告
「こども誰でも通園制度」条例について
福祉保健委員会にての質疑
〜「一時預かり」とは何が違う?子どもの成長を主役にする新制度〜

中央区議会で審議中の議案第16号「中央区特定乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)」
「誰でも」という名称から、保護者のリフレッシュや緊急時の預かり先と混同されがちですが、この制度の「真の目的」と「運用の仕組み」を確認しました。
1. 利用の決定権はどこに?「ポイント制」ではありません
通常の保育園入園のような、就労状況等による「指数(ポイント)」での選考は行われません。
- 決定の仕組み: 各園の園長先生による面談によって利用の可否が判断されます。
- 定員の考え方: 定員に達した場合は、それ以上の受け入れは行わないというシンプルな運用です。
- 区の役割: 区による「あっせん(調整)」は、空き枠があるにもかかわらず正当な理由なく受け入れない事業者に対してのみ行われます。
2. 「ずっと同じ人」にならないための公平な仕組み
特定の利用者だけで枠が埋まってしまわないよう、柔軟な見直しが検討されています。
- 3ヶ月の目安: 例えば、同じ方が3ヶ月継続して利用しており、他に新しい希望者がいる場合などは、**「新しい方が利用できるよう見直す」**といった運用もあり得るとの回答でした。
- 公平性の確保: 多くの家庭が「子どもの育ちの場」としてこの制度に触れられるよう配慮されます。
3. 【重要】この制度は「セーフティネット」ではありません
ここが最も重要なポイントです。中央区には、困っている保護者を支えるための「一時預かり制度」が既にセーフティネットとして存在します。詳しくは中央区ホームページ/一時預かり保育
- 今回の制度の目的: 家庭で保育されているお子さんに、集団生活の中で「さらなる成長の機会」を提供すること。
- 行政評価の指標: 事業の成果は、親の利便性ではなく、「子どもの成長にどれだけ寄与したか」という視点で測定されます。
アルールうた子の視点:子どもの「育ち」を真ん中に
質疑を通じて、この制度は単なる「預かり場所の確保」ではなく、家庭保育に「集団での育ち」というエッセンスを加えるためのものだと再認識しました。
既存の「一時預かり(保護者の支援)」と、今回の「誰でも通園(子どもの成長支援)」。
この2つの車輪が中央区でどう正しく機能していくのか。特に、園長先生の面談という現場判断に委ねられるため、運用開始後もミスマッチが起きないよう注視してまいります。
皆さんのご家庭では、どのような「育ちの場」を求めていますか?






