アルールうた子
アルールうた子

グローカルな感性を活かし中央区に住み続けられる街づくりを

—中央区は2027年頃には人口が20万人になる見込みです。人口増加後の街づくりは今から。—

SDGsとは持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の略です。

「誰一人 取り残さない」事を誓い2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

17の目標があり人権・経済・社会・地球環境等、さまざまな分野の私たちが直面するグローバルな課題の解決を目指します。

2020年、新型コロナウイルス感染症が地球規模で拡大 したことからも明らかなように、グローバル化が進んだ今、社会が団結して課題に取り組む必要があります。

17の目標は、各国政府による取組だけでは達成が困難です。
企業や地方自治体、アカデミアや市民社会、そして一人ひとりに至るまで、すべてのひとの 行動が求められている点がSDGsの大きな特徴です。

だからこそ、「行動の10年」に突入した今、私たち 一人ひと りにできることを考え、一歩踏み出す行動が求められています。SDGs達成のカギは、あなた一人ひとりの行動に委ねられています。

高齢者にも優しい(バリアフリーな)街

ずっと住み続けられる為の福祉施設等拡充とサービス体制構築

関連目標

  • すべての人に健康と福祉を
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを

夫が脳出血の重い後遺症のために半身麻痺であり、高齢者・障害者福祉充実の重要性を実感しています。 高齢者・障害者福祉の充実はベビーカー利用の子育て中の方々の利便性向上にも繋がります。

  • 最後まで中央区に住み続けられるように、グループホーム・入所待機ゼロの高齢者施設の充実(新設だけでなく既存施設の転用も検討)や入所基準等見直し
  • 訪問介護、看護師の人材不足解消の為の補助金検討
  • バリアフリーの拡充
    佃大橋の上流側階段にエレベーター設置によるベビーカーや歩行 困難者が自転車等との分離通行可能化を早期実現
  • 銀座1丁目・八丁堀駅エレベーター設置早期実現要請・地下鉄へのエレベーター増設要請
  • 地下鉄地上出入口にエレベーター設置出口案内地図設置の要請
  • 入船橋交差点等主要道路横断歩道の青信号時間延長ボタン見直し・増設
  • 駅周辺放置自転車や歩道上の駐輪、看板、フードサービス自転車など安全な歩行の妨げになる状況を改善
  • 銀座にベンチ設置
  • 即避難できる災害時障害者避難の場所だけでなく既存のデイケアセンターや訓練所など障害者に必要なファシリティと人材が揃っている場所等を一時的準避難所にも転用できる ようなシステムを検討
  • 誰もが健康的に歳を重ねられるようにスポーツ・福祉事業の拡充を促進

災害に強い街

関連目標

  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを

中央区は2021年7月時では17万人の住民の90%は共同住宅に暮らし、その70%は11階以上の高層マンションに暮らしています。30年以内に大地震が可能性は70%といわれています。

令和2年から分譲マンションの管理主体である管理組合などから管理状況の届出を受ける制度が開始していますが、共同住宅の老朽化対策や災害対策を充実させる為、区は積極的に地域の管理組合に関与する体制づくりが必要です。

また地球温暖化の影響で災害が多く発生し、私はマンション最上階に住んでいながら2013 年台風26号では床上浸水の被害にも遭遇しました。被害の様子はYouTubeで。

床上浸水被害実録の動画

  • 電線地中化実現
  • 水の街という特長を考慮し緑道や公園を整備し災害対策を強化
  • 各共同住宅の管理組合との情報共有や協力を深め、現状を素早く理解できる体制づくり
  • 区主催の住宅の防災・災害・高齢者向け住居に対する様々な補助金や支援策についての説明会を実施
  • 区主催で地域ごとに管理組合を集め区の様々な共同住宅への補助金や支援策について の説明会を実施し地域住民がお互いを知り合える体制作り
  • 区主催の上記の体制を防災・防犯力向上・災害時にも協力できる街つくりに
  • マンション防災に補助金
  • 再生エネルギーへシフトする為の補助金制度の充実
  • ペット同伴の避難所も更に検討

質の高い教育を受けられる街

発生率8%の学習障害児にも支援の拡充、どんな子にも可能性があります

関連目標

  • 質の高い教育をみんなに
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を

娘が発達障害で多くの困難に遭遇しましたが海外の学校で様々な配慮と支援で助けられました。
日本に帰国した途端に、日本と海外との学校教育現場でのギャップに疑問を覚えました。

  • 育ちのサポートカルテを活用し合理的な配慮を発達障害児へ積極的に行うべく中央区独自での補助教員の定員増等を要請
  • インクルーシブ教育の充実には特別な配慮を必要とする生徒への支援教育についての専門性が重要である為、全教員が専門的知識を得られる質の高い勉強会実施要請
  • 公教育の質をアップ(習熟度向上のために科学的データに基づいた学力分析・学力向上 プログラム策定)
  • 子ども達への教育を充実させる為の区独自での補助教員増強(教員の増員・待遇改善等で働きやすい環境づくり・教員のレベルアップ・部活動の外部指導者の拡充によって教職員の負担軽減)
  • 伝統・文化の街という特性を活かした「観・聴・触・食」の本物を知る質の高い教育(例えば歌舞伎座・明治座活かした幼児期からの文化伝統芸能への造詣の基礎作り・給食に老舗の味で食育)
  • 千代田区をモデルとした公立中高一貫校の設立を検討
  • インターナショナルプリスクールを含む私立学校誘致
  • グローバル化した世界対応の為の英語等多言語教育の拡充(小学生低学年の教育プラン策定等)
  • グローバルな視点に立てる子どもの頃からのSDGs・リサイクル教育

水辺を活かした街

関連目標

  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう

面積の16%が川や運河という水に恵まれた中央区の特長を生かし既に始まったKK線(日本橋の再生等)とSky Corridor(東京スカイコリドー)の計画で緑道や公園が整備されつつあります。

2022年隅田川で製薬会社が行った医薬品ドローン配送実験でも未来の災害対策が現実味を帯びてきました。同時に環境に配慮した自然エネルギー活用で災害対策を強化し住民や観光客が憩える環境整備は急務です。

  • 大阪中之島エリアの2022年から開始している河川水を利用した地域熱供給サービスを参考に運河沿いや河川沿いの電灯は全て自然エネルギー兼災害時の充電所とWIFIフリー基地 局にし、ゼロカーボンシテイ宣言の街を実現
  • 東京湾花火大会復活
  • パリのセーヌ河畔のような都会の中の河川という特長を生かし隅田川を観光資源として更に活用。例えばパリで毎夏行われるパリ・プラージュの様に人口ビーチづくりやマルシェ等の楽しいイベントを本願寺の盆踊りと同時期に築地勝鬨橋から佃大橋両岸で行い、築地・月島の商店まで含んだ区民はもちろん世界中の観光客が楽しめる地域活性化を提案
  • 築地・晴海・豊海や川に面したエリアのピア停泊船や客船利用の緊急避難所契約
  • 緊急時のドローンでのドローン輸送計画検

外国人も住みやすい国際的な街

関連目標

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう

区内の外国人人口は2021年7月現在8286名で外国人のみの世帯は456世帯。
私の様な日本人との混合世帯は1539世帯。災害時に予想される帰宅困難者は中央区では30-50万人、その中には様々な国籍の方々がいます。

  • 災害時の多国籍多言語の方が安心して避難できる国際避難所を設置、アレルギー対応のものだけでなく様々な宗教に対応した食糧を備蓄
  • 日本人と同じ住民サービスを受けられるシステムや環境づくり
  • 多国籍の住民が増える状況に対応するインターナショナルスクールや食材店インターナショナルマルシェ等の積極的な誘致
  • 大使館・各国観光局他国政府の文化・語学センターの誘致等国際機関誘致
  • 国際避難所を設置して素早く各国大使館とも連携できるシステムを構築

子育て世帯に優しい街

関連目標

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 住み続けられるまちづくりを

女性の社会進出により共働き世帯は専業主婦世帯の2倍に増加した現在、待機児童問題は未だ解決しておらず2018年の待機児童は188名。子ども園倍率は7~3倍でも区立幼稚園は定員割れが常態化しつあります。2023年保育園は厚生労働省から子ども家庭庁へ移行しますが 幼稚園は文部科学省のまま。 幼保一元化は直ぐには解決できなくとも求められるのは質の一元化です。

  • 区独自で幼保の質の一元化への取組みで幼稚園の給食・延長保育可能に
  • 某区の様な子ども一時保育の時間延長やネット予約の実現
  • 某区の様な産後ヨガや離乳食教室等産後のママを母親教室の延長でサポート
  • 海外の様にPublic Park(パブリック パーク)憩いの公園とPlayground(プレイグラウン ド)遊の公園に分別化し区内公園にボール遊び・スケートボード等車輪付き用具で遊べる公園実現化
  • 妊婦タクシー券有効期限を発行から1年ではなく出生後の健診も使用できるよう有効期限見直し検討

最後に

中央区議会議員
アルール うた子

区の基本計画でも持続可能な行財政運営を掲げています。実行すべき課題が沢山あり、その為の財源は限られています。都から再分配された法人住民税は令和2年では前年の-60億円、ふるさと納税に係る住民税控除額は令和2年は20億で人口増加による歳入増加とはいえ厳しい財政になってきています。

多くのブランド地名を持った中央区ならではの収入増を目指し、例えば国土交通省のご当地ナンバープレート制度導入で銀座ナンバープレートを作り、その寄付金利用で交通改善、観光振興に使用する事ができます。

また、ふるさと納税の趣旨にのっとった中央区版ふるさと納税を早急につくり、現在は返礼品無しですが、これを日本橋や銀座築地等々の老舗の伝統と文化を継承するためにもそれらを返礼品として活用します。その財源で世界中・日本中の観光客が集う街の電線地中化や防災設備・憩いの場の拡充・中央通りだけでなく区内公共施設をWIFIフリー化し訪れた誰もがその恩恵に預かれる街にしませんか?

ご存知の通り中央区は江戸時代から日本橋を中心に多くの老舗で賑わい江戸時代が終わり明治2年には現在の中央区明石町一帯は外国人居留地となりました。公使館や領事館が置かれ、宣教師・医師・教師などの知識人たちが開いた教会やキリスト教系学校も数多く設立され居留地は文教都市として都内屈指の国際的で教育水準の高い地域でもありました。

人口減少に対応すべく中央区は昭和63年に「定住人口回復対策本部」を設置し、平成5年住宅整備による容積率緩和を可能とする「用途別容積型地区計画」(現在は廃止)令和元年より「高度利用型地区計画」を導入しています。平成9年「街並み誘導型地区計画」を導入。順次、区内の約8割の16の地区で地区計画を定めています。

しかしながら急激に増える人口増加に街づくりが間に合っていません。今、手を入れなければ豊かな行政サービス継続は間に合いません。これからも持続可能な区政を。

中央区でよかったをかたちに

しませんか。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
中央区歴史を知りたい方
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